この世は一冊の美しい本の様なものだ・・・
しかしそれを読もうとしない人間にとっては何の役にも立たない
誰が記しているのだろう? ぼくの物語を・・・・ぼくの事を・・
ぼくは、ぼくの物語を念入りに読む
なぜなら、ただ一度しかそれを読むことが出来ないのを知っているから。
あれから、三年の歳月が流れた・・・・
今年の春・・・
お姉ちゃんが家を出た・・全寮制の高校に進学したのだ・・・
ぼくも、慣れない詰襟の感触に戸惑う中学生に成った・・
大きく変わった事・・・おじちゃんが亡くなった事
去年の秋、交通事故でおじちゃんが居なくなった・・・
おばちゃんは、物思いに耽る事が多くなり余り口を開こうとはしなくなってしまった・・
残された、いもうとも同様・・・悲しみの澱みが家に重くのしかかる・・・・
余所者のぼくにも伝わる悲しみと失望・・・・
時間が過ぎ去って行くのではない。ぼく等が過ぎ去っていくのだ。
おねえちゃん・いもうと・おばちゃん・・・そして・・ぼく
ぼくを取巻く小さな世界・・・仮初でも・・・ぼくの大事な家族・・
努力した・・・・
必要以上に明るく振舞い、道化としての存在を享受した日々・・・
おねえちゃんの笑顔。いもうとの笑う声。おばちゃんの笑顔・・・取り戻す・・
運命は、ぼく等を幸福にも不幸にもしない・・・ただその種子を提供するだけ・・
ぼくに出来る事なら・・・
『 行って来ま〜す!! 』 今日も誰も見送ってくれるでも無い・・
静まり返った家、おばちゃんの残る家を出て学校に向かう。
妹は、同じ中学の三年生・・・恥ずかしいのか? ぼくと一緒に登校しようとはしない。
進むに連れ、増えて来る黒い人波・・・・
一色に染まった子供達・・・黒い服にそれぞれの個性を塗り固められた歩み・・・
排水口のそれに似た渦が、校門へと吸い込まれているのが見える・・・
黒い渦・・・黒は強い色だ・・・・何も見えなくさせる・・
今日と言う一日の始まり・・・・
あそこから、出て来るまでは・・・・ぼくも、ぼくを殺そう・・・
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・・・・・・・・・・・
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時間・・・他人に決められた道程・・・
自分を奪われる事に甘んずる時にも一応の区切りは在る・・
黒い濁流が、我先にと校門から吐き出されている・・・・
ぼくも、その中の独りだ・・・・
三々五々散り消える黒い集団・・・・・
みんな帰る場所が在るのだろうか??
ぼくは何処に帰る???? あの家・・・虚ろな場所に・・・
無意識に喉の戒めを外し、胸のボタンを開ける・・・・・・
大きく出る溜息・・・・重くなるばかりの足取り・・・
『 ただいま〜・・・ 』出迎えも無い帰宅・・・
いもうとは部活動で毎日帰宅が遅い・・・
自分の部屋に篭ったままのおばちゃん・・・
悲しみの部屋から一日中出ようともせず・・
誰にも涙を見せようとしない・・・
とり残された思い出に生きているのか・・・
黙って二階の子供部屋に上がる・・・・
薄っぺらなカーテンで真ん中から仕切られた狭い空間・・・
ぼくといもうとの部屋だ・・・・
それぞれにそれぞれの机とベッド、小さな洋服ダンス・・・
ダンボールがぼくの全てだった頃と比べれば良くなったと思う・・・
学生服を脱ぎ捨て、ベッドに身を投げ捨てた・・・・・
仰向けになり天井を黙って見つめる・・・・・
何をするでも無く・・・何を考えるでも無しに・・・・
・・・・・・・・・
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・・・・・・・・・・・
夢を見た・・・・最近・・いやずっと前から見る夢を・・
おねえちゃんの事・・・
おねえちゃんと一つになった夜の事を・・・・
鮮明に思い出す・・・・
おねえちゃんの肉厚なお尻に顔を食べられた夜の事を・・・
おねえちゃんの臭い匂いと肉の味が舌に蘇る・・・・
汗ばむおねえちゃんのお尻・・・
視界を埋め尽くした肉色の空の事を・・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
いつの間にか寝ていたのだろう???
はっ!! と我に帰る・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・
真っ暗な部屋・・・独りぼっちの暗闇だ・・・・
このベッドは、おねえちゃんの匂いがする・・・
染み付いたおねえちゃんの存在・・・・
夢の中で、ぼくの顔にお尻を擦り付けてくれたおねえちゃんのベッドだ・・
目覚めている筈なのに、おねえちゃんのお尻の匂いに包まれている気がして止まない・
おねえちゃん・・・・お尻の大きなおねえちゃん・・・・
あの夜以来、お尻で顔を挟まれる事が日課の様になったぼく・・・
家族の目を盗んで、日々繰り返されていた二人の時間・・・・
ズボンを履いたまま廊下の隅、壁に背中を付け座るぼく・・・
ぼくの顔の位置を確かめ、おねえちゃんがお尻を押し付けてくれた・・・
上下に、左右に大きなお尻でぼくの顔をグリグリと捻じ込んでくれた・・・
家族の存在を感じた瞬間に、二人の時は終わる・・・
何食わぬ顔をして、家族の輪に加わる毎日だった・・・
お風呂場で・・・食堂で・・・居間や玄関で・・・・
ぼくは、一日中おねえちゃんのお尻の匂いを嗅いで暮らしていた・・・
変化する匂い・・・朝のお尻、昼のお尻・・・
家に誰も居ない時が、味を確かめる機会だった・・・
学校から帰るや否や、部屋に居るぼくの所に来たおねえちゃん・・・
満面の笑みを湛え、頬を軽く紅潮させながら・・・
『 誰も居ないからね・・・早く横になって・・』
そう言いながらも、両手はスカートの中・・
衣擦れ・・・しゅるり、しゅるりと二人の時間の始まりの音・・・
言い終えもしない内に、セーラー服のスカートの中から下着が落とされる・・
『 早く・・・座ってあげる・・・寝なさい・・』
ぼくが横になるのが待ち切れないのか、荒い息のおねえちゃん・・・
『 ほら・・・舐めてよ・・あたしのお、し、り・・』
背中を向けながらそう言うや、ガサリとスカートをたくし上げる・・・
肉がむき出しになる・・・・下着の跡が喰い込んだ白いお尻が露にされる・・
お尻を突き出した姿勢のまま、おねえちゃんのお尻がぼくの顔に迫って来る・・・
ぼくは、ベッドに背中をもたれかからせ、頭だけを布団に乗せておねえちゃんを待つ・・
ゆらゆら揺れるおねえちゃんのお尻が次第に大きくなっていく・・・
お尻の肉を両手でぱっくり開きながら、おねえちゃんがゆっくり後ずさりして来る・・
『 どっこぉ〜??? どこに居るのかなぁ〜・・・』
おねえちゃんが歌う様にお尻を振っている・・・・
目一杯捲り上げられたスカート、大きく開かれた股間・・・
股の間からおねえちゃんの顔が見えた・・笑った顔・・悦んでいる顔だ・・・
『 そこねぇ〜・・・動いちゃダメだぞぉ・・・・』
ぼくの位置を確認したのか、お尻の動きに迷いが無くなった・・・・
『 ほぉ〜っら!! あなたのお尻ですよぉ〜・・・』
『 一杯、匂い嗅いでね・・・・』
空気の色が変わって行く・・・もやもやした色に染まる空気・・
部屋の匂いも変わって行く・・・汗を含んだ、湿り気を帯びた匂いに・・・
ぼくの目の前でお姉ちゃんのお尻が止まる・・・
動いているのは、白い肉に食い込んだおねえちゃんの指先だけだ・・・
グニグニと柔肉を拡げ続けている白い指先・・・・
窓から差し込む陽光に照らされたおねえちゃん・・・・
白く盛り上がったお尻の肉、薄っすら汗ばむお尻が輝いて見える・・
白く輝く尻たぶから急激に深みを増している肉の亀裂が見える・・
澱んだピンク色をした滑る肉壁・・・・
お尻の中心に向かい窄まっている薄茶色い皺を引き伸ばしている指先・・・
おねえちゃんのお尻が、今ここに在る・・・
『 おねえちゃん・・・良いよ・・・早くしてよ・・』
ぼくの催促を待っていたかの様に、おねえちゃんの匂いが強くなった・・
もう、ほんの鼻先・・・一寸でも動けば、お肉の中に埋もれてしまう距離・・
ツゥ〜ん! とぼくの中におねえちゃんの匂いが飛び込んで来る・・
お尻の表面に光る汗の匂い・・・ピンク色の襞から立ち昇る雌の匂い・・
きゅぅっと窄まる茶色い皺の一本一本から・・
おねえちゃんのお尻全体が、ぼくの中に入って来る・・・
『 嗅いでごらん・・・クンクンするのよっ!! 一杯一杯吸ってぇ・・』
小刻みに、上下にお尻を揺らすおねえちゃん・・・・
攪拌される匂い・・・酸っぱく生臭いお姉ちゃんの匂いが・・・
言われるまでも無く、胸いっぱいにおねえちゃんを吸い込む・・・
『 ん・・・・・・・・・んん・・・・』
犬の様に、鼻を鳴らし全てをぼくの物にしようと呼吸を荒くする・・
『 あぁ〜・・・・あっ・・あぁっ・・』
ぼくの喘ぎに呼応するおねえちゃんの愉悦の声・・・
蠢くお尻の激しさがより一層昂ぶっている・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
どちらとも無く・・求めているのか与えているのか・・・
二人の距離が切迫して行く・・・
ぺチン・・ベチン・・・・・ボチッ・・・バチン・・・
おねえちゃんのお尻がぼくの顔を叩く音がする・・・
滑った肉と肉がぶつかり合う音・・・
温い音がヌチヌチと響く・・・・
お尻の肉がぼくの顔を左右に揺さぶり・・・
鼻先を・・・眉間を・・・頬を叩き、匂いの跡を着けながら擦って動く・・・・
時折、深くを走る肉襞や、嘴の様な窄まりがぼくの顔に触れると
おねえちゃんの喘ぎが高まり、身体全体にブルリとした痙攣が走る・・・
ぼくの視線は、おねえちゃんのお尻の中心に吸い寄せられたまま・・
妖しくムニムニと閉じ開くピンク色の亀裂に・・・
亀裂の上部でパクリと小さく綻び始めた肉の嘴に・・・・
まだ、ぼくの顔はお尻に喰べられてもいないのに・・・・
ぼくのココロは、おねえちゃんの肉尻に吸い込まれている・・・・
『 ね〜ぇ・・・・もう良いでしょ・・・』
『 匂いじゃ無くって・・味も確かめてぇ〜・・・』
荒い呼吸、お尻の中心がパクリパクリと言葉を発している・・・
『 お顔全部で・・味見てよぉ〜・・・・』
『 いくよ・・・・・』
べちょり・・・・・・ぬちょっ・・・・
おねえちゃんが、お尻の肉を限界まで拡げぼくの顔に座り込んだ・・・
完全な密着・・・・一つになる瞬間・・・・・
ゆるりゆるりと喰べられて行く・・・・
ぐちょぐちょの陰汁に塗れたお尻の柔肉の間に顔が埋もれる・・・
おねえちゃんの・・・お尻の匂いを呼吸する・・・・・
この味だ・・・この香りだ・・・・
ぼくの中に入って来る・・・・おねえちゃんの全てが・・・・
前後左右・・・小刻みに・・・大胆に・・・
グリングリンとお尻が動かされる度に大きくなるおねえちゃんの愉悦の声・・・
声に合わせて、お尻が出す粘汁の量が増えている・・・・
顔全体に擦り付けられる、おねえちゃんの大事な部分・・・・
ぼくの鼻・・ぼくの口を削りとろうとする貪欲なお尻の蠢き・・・
鼻に、口に雪崩れ込むネバネバする液体を飲み干していく・・・
『 ねぇぇ・・・・おね・・・が・・・い』
『 あれ・・・・・して・・・・』
言葉すら忘れてしまったおねえちゃん・・・・
哀願とも命令ともとれぬ願いの喘ぎを告げる・・・・
おねえちゃんに教えられた事・・・・・
おねえちゃんの悦ぶ事・・・・・・
ぼくに出来る唯一の事・・・・・・
両の手を顔の位置に掲げ、おねえちゃんに手を添えた・・・
グワッ!! と荒々しくお尻の肉に指を食い込ませる・・・・
ズブリ とぼくの指を吸い込んでしまう柔肉・・・・・
爪を立て、でかい肉の塊を引き千切らんばかりに力を込める・・・
『 早くぅ・・・・・・ぐりぐり・・・・し・・て・・』
ぼくの顔に圧し掛かり、ぼくの顔から垂れ下がった尻肉・・・
全力を込め、おねえちゃんのでかいケツを下から動かして行く・・・
お尻の肉で、顔を洗うかの如く・・・・
力一杯グリングリンと、でかいケツ肉を抉り上げる・・・・
じゅびょっ!! ばちゅばちゅっ!! ・・・
お尻と繋がるぼくの顔の間から泡噴く音がする・・・・・
『 あっ・・・・あぁぁあ・・・・んっ・・んん・・』
『 もっとよぉ〜!! ・・・・もっと・・・・ぐりぐり・・』
狂った声が何処からか聞こえている・・・・
おねえちゃんの肉の闇に顔を埋めているぼく・・
お尻の闇に多い尽くされた筈のぼくに、おねえちゃんの笑顔が見える・・・
おねえちゃんの悦ぶ声・・・おねえちゃんのお尻が悦んでいる・・・・
もっと・・・・もっと・・・・おねえちゃんの笑顔を感じたい・・・・
一心不乱にお尻を揺り動かせる・・・・ぐりぐり・・
止む事を忘れた永久運動・・・・愉悦の動き・・・・一つになれた証・・・
激しさと深みに限界なぞ無い・・・・すべてを一つにする為に・・・
『 あーーーーーーーーーーーーーーーーーっ・・・・』
おねえちゃんの叫びと共に、凄まじい重み・・・極限の圧迫が襲って来た・・・・
『 ぐぅ〜っ!!・・・・・・・』
余りの圧力が、ぼくの声を絞り出した・・・・
びゅりゅっ!!
世界が変わる音・・・
二人の出した粘液を潤滑油にして・・・おねえちゃんのお尻がぼくの顔から滑り飛んだ・・・
咳き込む・・・・・陸に上がったサカナの様に・・・・
劇的に変貌した世界に戸惑うサカナの様に喘いだ・・
おねちゃんのお尻がぼくの世界だ・・・・・
戻らなきゃ・・・・お尻の下に・・尻肉の狭間に・・・・・
慌てて、帰るべき場所・・・おねえちゃんを探す・・・・
ぐったりとした・・力無く横たわるおねえちゃんが居た・・・・
憑き物が落ちたかの様に、全身が波打つ呼吸でぼくの足元に崩れている・・・
掛けようとした声は、粘つく喉が堰き止めた・・・
ごぼり、とおねえちゃんの陰汁を飲み込む・・
『 だいじょうぶ???? 』
尋ねたが返事が無い・・・・・・
濡れる身体を、艶やかに光るおねえちゃんの身体を揺さぶる・・・
『 うっ・・・うぅ〜・・・ん 』
おねえちゃんが朦朧とした意識で返答する・・・
てっきり大変な事をしてしまった??のかと思ったが、大丈夫そうだ。
『 だい・・じょうぶ・・よ・・・』
『 ごめんね・・・びっくりしたでしょ?・・』
ゆるりと身体を引き起こすおねえちゃん・・・
怖いくらいの笑顔・・・泣いている様に見えるのは気のせいか???
『 いっぱい匂い嗅いで貰ったらね・・・』
『 おねえちゃん・・・気持ち良くなりすぎちゃったのよ・・』
『 しんぱいしないでね・・・・ごめんね・・・』
余りにも優しい声・・先程まで唸るだけの存在だったのに・・・
『 うん・・・・びっくりしたよ・・・よかった・・・』
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
行為は繰り返された・・・・毎日の様に・・・・・
どちらとも無く、求め与えた日々・・・・・
本当の自分になれる瞬間・・・
手に入れた大事なモノを守る為・・・・
自分に素直に生きた日々・・・・
全ては過去の話だ・・・・・
今はひとりきり・・・・
誰も居ない部屋・・暗闇が孤独を増殖させる部屋・・・
ぼくは、少しづつ大人に成り始めている・・・・・
何も出来ない自分から、少しずつ成長して行く筈だ・・・
昨日の悲しみ、今日の涙を糧にして・・・・
明日の笑顔を感じる為に・・・・
神を見た者なぞ、どこにもいない・・・・
もしもぼく等が互いに求め合うならば、それはぼく達の胸に在る・・・
夢の呪縛・・・・いるべき場所は、そこに在るのか???
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