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La Vita Nuova 女性の暖かいお尻にココロ奪われしモノ・・・ 悲しさの意味・・・悦びの意味。顔騎物語。顔面騎乗。尻穴舐め。アナルの臭い。

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2005-06.29 WedCollapse[第二章 : 変革]

Time[18:27] Comment[1] Edit
人は・・・・

自分の行動のためにあらゆる理由を持ち出す。

犯罪のためにあらゆる弁明を・・・・

自分を守るために・・・

・・・例え誰かが悲しもうとも

命を揺さぶり、有らん限りの口実を持ち出す。


だけど・・・

決して持ち出さないものがある。

見られたく無いもの・・・・知られたくない部分

弱くやわらかな自分・・・・

自分の臆病さ・・・


いもうとを汚してしまった事・・・・・

ぼくは、ぼくが怖くなった・・・・

理由・・・・分らない・・・・

何故?????


そよめくカーテンの音に揺らめく月の光・・・

いもうと・・傷付けてしまったであろういもうとの寝息・・

渦巻く音の不規則さが、ぼくを迷走させる・・・・


膝を抱えて蹲るぼく・・・・胎児の姿で・・・・

還りたい・・あの場所へ・・・・

自愛に充ちた羊水の海に・・・・

全ての事から守られていたぼくに・・・・・


・・・・・・ぼくがぼくを閉じ込めて行く。

見られません様に・・・知られません様に・・・・と

一体何を守ろうと言うのか・・・・・

何から逃げつづけているのか・・・・・・


分らない・・・


巡る思い・・・決して答えに近づこうとしないぼく・・・



明け行く空、投げ込む光が強さを増していく・・・

膝抱える影、伸び行くぼくが徐々に重みを増していく・・・・


夜明けだ・・・・


太陽が夜から力を奪い去る前に・・・・・

白日が闇の澱みを照らし出してしまう前に・・・


ふらり・・とベッドを抜け出す。


誰にも見られない様に・・・いもうとを刺激しないように・・・

こっそりと逃げ出す仕度・・・機械仕掛けの黒い服に身を隠す・・・

汗臭いまま・・・夜の匂いを身体にへばりつかせたまま部屋を出た。


静まり返った廊下・・・・・冷んやりとした感触が足をくすぐる・・

音を殺し・・・息を殺し・・・ゆっくりと・・・ゆっくりと階段を降りた・・・


誰にも気付かれない様に家を出た・・・・

存在を消し去って欲しい・・

学校へ・・あそこに行こう・・虚ろな眼をした群れに混じってしまえ・・・

黒い塊がぼくをぼくで無くしてくれるから・・・・

例え瞬間でも良い・・・・ぼくは楽になりたい・・・・・


誰も居ない夜明けの街・・・・・

目覚めの喧騒にも未だ早い静かなる時・・・

さわさわと軽やかな音・・

嘲笑なのか?慰めなのか?

ふらふら伸びるぼくの影の上で楽しげに弾けている小鳥のさえずり・・・



誰も居ない校庭・・・・誰も居ない教室に入る・・・・

ここは、こんなに広かったのか・・・・一体何を収める空間なのか?・・・

ふらふらと夢の歩みで彷徨うぼく・・・広大な海原漂う板切れの歩み・・・

ぼくの教室、ぼくの机・・・・おざなりな運命が用意したぼくの場所。

ぼくの家もそうだ・・・・望んだ訳じゃない・・・・

誰かの力、誰かの選択枝・・・・・・現実の暮らし・・・・


世界を取り戻した夏の太陽が、空気を徐々に熱して行く・・・・

意思を持った熱が夢虚の陽炎に空間を染めて行く・・・・

ゆっくりと舞い戻った支配者が、壁や廊下に染み込んだ黒い澱が

ぼくを虚ろに沈め始めた・・・・・


早く・・・・ぼくを消し去って下さい・・・・・

早く・・・大勢の独りに閉じ込めて下さい・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・


切なる願いに訪れる裏切りの時・・・・

監察者の交代を告げる下校の鐘が鳴る・・・・


安息への帰還? 拘束からの離脱? 

抜け殻だった集団の眼を輝かすモノは何?・・・

無節操に放棄していた個性と言う戯言を鞄に詰め集団が散って行く・・・


取り残さた安堵感・・・ぼくの教室、ぼくの空間・・

帰るのが怖いんだ・・・・あの家に・・・

あの部屋に憑り着く夜の力が怖いんだ・・・・

またやってしまうかもしれない・・・・

ぼくの思いが・・ぼくの叫びがいもうとを傷付けてしまう・・・・・

それが、粗末な玉座に自分を縛り付けている理由・・・・・

あれ程嫌っていた学校に居座らせるたった一つの理由・・・・・


薄汚れた窓を貫く暗闇が光を押し遣って行く・・・・・

責任が放棄され始めた・・・学校と言う空間が己の役目を終える時。

捕らえ人たる教師達の真実の時間・・・・ニンゲンの時間。

これ以上微塵の犠牲も払う意思が無い声、偽善の時間をかなぐり捨てた声がぼくを追い立てる・・・・


『 ハヤク・・・カエリナサイ・・・シンパイシテルゾ・・・』


何を言っているんだろうこのオトナは?・・・・・心配? 誰が?・・・

ぼくを?・・・・・・何故?・・・・・・・


自分を売り渡していたセンセイと言う名の人形がぼくの背を叩く・・・

薄すら笑う気配・・・冷たい掌の感触・・・怖気がぼくを動かした・・・


逃げる様に、追い払われる様に学校を抜け出した・・・

何処に行こう?・・・・・・・・・


迷いの気持ちは所詮偽りなのか?・・・・・

知った道・・・家へと向かう道を歩いているぼく・・・・

夜・・・・・

ぼくがぼくに戻れる時・・・・・

夢の中で・・憶いが一つになれる時・・・・

だけど・・・

昨夜、ぼくは何をした・・・・・・

願いの果てに何をした・・・・・・

・・・・・・・・
   
  ・・・・・・・・・・・・・・

汚しちゃったんだ・・・・いもうとを・・・・



答えは知っている筈なのに・・・

誰かを傷付けてしまった事。それがぼくの真実、願いの結果・・・・



玄関の前、空しく燈る外灯。

ぼくを癒す光? ぼくを懲らしめる合図?

どちらなんだろう・・・・・

佇む・・・・いや・・動けないぼく・・・・



ガラッ!! 急に玄関が開け放された・・・・

おばちゃんだ・・・・

何故? ぼくを待っていてくれたのか?・・・・

不意な事に言葉を失い、呆けた顔で迎え人の顔辺りを見詰める・・・

暗い穴、黒い影が声を発した・・・・


『 早く入りなさい・・・・話が有るの・・・・』


?????? 何だ? 話って????

心無い影がぼくをねめつけている・・・・・・

おばちゃん・・・・

毎日塞ぎ込んで暮らしているおばちゃん・・・

声を忘れてしまう程に顔を会わせる事がなかったのに・・・


『 聞こえないの?・・・・・ちょっといらっしゃい・・・』


影の声に首を掴れ、明かりの消された廊下を進んで行く・・・


『 入りなさい・・・・・』


『 座りなさい・・・・・』


意味が分らず・・・・

いや・・・

見当は付いている・・・・



・・・・・まさか・・・・・・

いや・・

・・・それ以外に考えられない・・・・



烈破の鼓動・・・・・鼓膜が張り裂けんばかりの脈動・・・・


・・・ばれてる・・・・・・・・・・・・・・・・・

知ってるんだ・・・・・昨夜の事を・・・・・


爆裂する考えがぼくの顔を・・・視線を激しく揺り動かす・・・・

制御出来ない呼吸、壊れた顎が口を歪ませる・・・・


不安な発作、激しく揺れる体・・・


『 お・・・おば・・・おばちゃ・・・』


何を訴えるのか? 何を言い出すのか? 歪んだ口から零れる音・・・


・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


『 あなた・・・・ゆうべ、何をしたの・・・・・』

『 あの子に・・・何をしたの・・・・・・・』



ぼくの擬音なぞ聞こえない・・・ぼくの意見なぞ求めていない・・・

冷酷な・・・・怒りを凌駕した声。

おばちゃんの顔、おばちゃんの形が見えない・・・・

何処からかぼくの内側に圧し込んで来る詰問の声・・・・・


真実を・・・隠さなければならない現実を求める声・・・・・


『・・・・あの・・・・あっ・・・あの・・・・』

『 ・・・・・ぼ・・ぼっ・・・ぼく・・・・ぼ・・・』


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・


『 今日、洗濯をしようと思ったの・・・・』

『 あの子の下着・・・・』

     
      ・・・・・


『 あなた・・・何を・・・付けたの・・・・・・』


『 何て・・・何てモノを付けたのよ・・・・』



答え・・・・答えはぼくが知っている・・・・・

ぼくの・・・ぼくがぼくを付けたんだ・・・・

ぼくが、いもうとを汚したんだから・・・・・



時間が、ぼくを取り残したまま・・・・真実の要求は劇的に進む・・・・・

ぼくの言葉は何処に行ってしまったのだろう?・・・・

おばちゃんに謝るんだ・・・・・


ごめんなさい・・・って・・・





『 ちゃんと返事なさい!! ・・・・』


バシッ!! 

おばちゃんが大きく机を叩いた・・

鳴動する部屋・・・・ぼくが激震する

酌量が終わりを告げた・・・・・


『 あなたっー!! 何て事するのよっ!! 』


『 何て・・何て汚い事してくれたのよっ!! 』


『 恥じを・・・恥を知りなさいっ!!  』

『 一体・・・・・何て・・・・何て汚い事を・・・・』


ぼくの返答、ぼくの存在、ぼくの真実を罵倒する声・・・

頭を・・・頬を・・・ぼくを撃ち付けるおばちゃんの手・・・

泣きながら・・・・顔を・・・声をぐちゃぐちゃに歪めながら・・・

堰を破った感情が、責めが激しさを増して行く・・・・・・・・

言葉なぞ必要としない怒り・・・逃げる場所の無い確かな怒り・・・



撃ちつける痛み・・・浴びせられる恥ずかしい言葉の渦・・・

深く深く・・・・・何処までも深い場所へと追い込まれて行く・・・・・



悲しみ?・・・・何故ぼくは泣いているんだ・・・・・

羞恥? 罪の意識?・・・・・・・・・・

悲しみと怒りがぼくを鞭打つ・・・・・・

耳を撃つ音・・・・・涙の音・・・

泣き叫ぶ声・・・・おばちゃんの慟哭・・・・・


『 ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・・・・・』


『 ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・・・・・』


『 ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・・・・・』



  ・・・・・・・・・・・・・・・・・
   
        ・・・・・・・・・・・・


繰り返される呪文・・・求められたコトバが口から零れ出している・・・

ぼくの真実が、ぼくの為した現実が、ぼくの口を動かしている・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



夜の力・・・夢想の果ての滅びの時

ぼくは、やってはならない事をしてしまった・・・・・


守ってくれる家族を・・・・

ぼくの大事なものを汚してしまった・・・・・・

もう・・おねえちゃんに逢う事は出来ない・・・・二度と・・・

夢は夢・・・・・生存の現実を犠牲には出来はしない・・・・





ぼく等は自分の過失を利用出来るほど長生きはしない。

愚者・・・・己を失う事を決して解さない哀れなニンゲン・・・

それに気付く事も無く、その知らせを聞こうともせず一生を通して繰り返す過ち・・・

そして・・・・

数え切れない程の過失を犯した末、数え切れない程に他人を傷付けた後で・・・

できうる最上のことは改心して死んで行く事だけ・・・・

自分の存在、愚劣なるモノを消し去る事だけ・・・・




ぼくは・・・ぼくに許される事は無い・・・・





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2005-06.30 Thu 17:03-[-]

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