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La Vita Nuova 女性の暖かいお尻にココロ奪われしモノ・・・ 悲しさの意味・・・悦びの意味。顔騎物語。顔面騎乗。尻穴舐め。アナルの臭い。

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2005-05.14 SatImprinting [第一章 : 胎動]

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息を殺す日々・・・
感情を閉じ込める日々を過ごしていた私・・・

ちいちゃな身体の隅々までを卑屈に折りたたんで・・・
ココロを自分で飲み込みながら・・・

存在の否定。
それがこの家での生きる術・・・・
唯一許された手段・・・・
自分で自分を押し殺す・・・


それは、唐突にやって来た。

『明日から泊まりで、親戚の結婚式に行って来る・・・
    お姉ちゃん達と仲良く留守番するんだぞ・・』

『最近元気無いぞ・・・
  ちっちゃくても男の子なんだからな、お姉ちゃん達を守ってやれよ』

『一杯お土産持って来るからな、良い子でいろよ』


この家からオトナが居なくなる夜・・・
お姉ちゃん達と取り残される事・・・・

訳も分からぬ恐怖に言葉が溢れ出す

『嫌だよ・・・おじちゃん達と一緒に行く・・・ボクも連れてって』

『お願いだよ・・行くよ!! ボクも・・・』

繰り返す度に・・・・
     
  高ぶるキモチ・・・・
 
  恐怖から・・・お姉ちゃんから逃げたい・・・

『おっ・・ね・・・がっ・・・い・・・』

堰を切る感情が言葉を押し流す・・

必死だった・・
生きる事を望んだ必然だった・・・・

家には居たく無い・・・
         
  お姉ちゃんが怖い・・・・

 

『ダメだ!!・・・・お姉ちゃん達に笑われるぞ!』

おじちゃんの顔から笑みが消えている・・・
必死な訴えの私を気味悪がっているのか???

決定権を行使した者。この家族の長・・・
私を射竦めるその尊大な眼差し・・・

あっ!!

お姉ちゃんの目と一緒だ・・・・

同じココロを持つ目がボクを見つめる・・・・

反論も哀願も聞き入れない眼差し・・・・

あの夜ボクを見下ろしていた・・・・目だ。

その時だった、


『何よっ!! あたし達と居るのが嫌なのぉ~??』

お姉ちゃんの横槍が、恐怖を確実な物にした。

『返事しなさいよぉっ・・・いぃ~やぁ~なぁ~の???』

面白げで軽やかな声・・・
その声は、降り注ぐ刃・・・・

ぐずる私の顔を覗き込むお姉ちゃん・・・・
話しかける笑顔・・・・
   
  にこやかに・・やさしげに・・・

私の肩に軽く手を置き、

『だいじょうぶだよねーー! 一緒にお留守番出来るよねっ!!』

グズグズと鼻啜る私の頭をやわらかく撫でながら・・・

『お返事出来るよね。。。はいっって・・・』


抗う術は忘れた私・・・・あの夜から・・・

『はっ・・・い・・・』

『ごめんね・・おじちゃ・・ん・・・るすばん・・・すっ・・る』

あの目の持ち主に命じられるままに・・
あの夜の支配者の命じるままに・・・

暫し訪れる静寂・・・・・
泣きじゃくり床見つめるだけの私・・・

あからさまな笑顔でおじに微笑みかけるお姉ちゃん・・・

『ほらね・・・大丈夫だって、お父さん・・』

ココロ無い声で場面に幕を引いて行くお姉ちゃん・・・

『じゃぁ・・・明日は朝から出かけるからな。二人共・・・もう、寝なさい!!』

支配権を委ねたのか?どうでも良くなったのか?

ココロ無い出演者達は、その場を離れて行く・・


残ったのは・・・私・・・・
従うだけの私・・・

お姉ちゃんの傍で・・・
泣く事も忘れ、
考える事も放棄した私・・・


恐怖した夜の事すら思い出せない・・・真っ白な私・・・
何故・・・
なんで・・・

逃げ出せない??
逃げ出そうとしない????

恐々と・・・見上げる・・・
涙でボヤケル視界・・・・

映るのはお姉ちゃんの笑顔・・
お姉ちゃんの優しい笑顔・・・

その顔がゆっくりと近づいて来る・・


滲む視界の中心・・・・

二つの意思あるモノ・・・・

思い出した・・・・・・

今・・・はっきりと分かった・・・・


恐怖・・・・

魂に刻み込まれた・・・あの夜・・・


楔を打ち込みし者の目。


ボクに恐怖を教えてくれるヒトの目だ・・・・・




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