頭に巻いたバスタオルを押え付けられ、視界を奪われる。
抗うも、力に勝る二人・・・部屋の中央に引き摺られて行く・・
『それっ!!・・・はぁっ・・はぁっ・・・』
嬌声とも怒号とも取れる二人の息遣いは荒く愉しげだ・・・
『そっち押さえてよ・・・これで・・・』
顔を覆っていたバスタオルが剥ぎ取られた・・
真っ白な世界から開放される・・・
部屋の電灯は消されており、机上の蛍光灯が放つ弱い光だけ・・・
その弱い光の中、蠢く二つの影・・・
『ほらっ・・これで巻いちゃいなさいよ・・・』
『嫌だよ・・・やぁ〜め〜てよぉーーー』
有らん限りの力と声で抗う私をまるで相手にもせず続く作業・・
『うるさいわね!!・・・えぃっ!!・・・』
恐らく大きいお姉ちゃんの手だろう・・・
発言を殺す為、私の心を押し込む為、口が両手で塞がれた・・・
頭を、脚を、腕を、お腹を押し込み、沈み込まそうとする力・・・
自由を、ココロを押し潰す力・・・・
髪振り乱す恐怖の影が、私の自由を奪って行く・・・
剥ぎ取ったバスタオルが生き物の様に絡みついて来る・・・
身体の脇で伸ばされ固定された両腕を巻き込んで行く・・
荒い息・・・衣擦れとボクの身体が床にぶつかる音・・・
絶対には逆らえない・・・ボクは・・・逆らえない・・・
『ほらっ! これで良〜しっと・・・・』
完全なる拘束。両腕を身体に、両足首を布きれで固定された・・・
完全なる呪縛。荒ぶる呼吸で波打つ二人の影・・・
ぼくの嗚咽と二人のリズミカルな息の音が暗闇を彩っている・・・
これから始まる、惨劇? お仕置きの時間を演出するが如く・・・
『さぁ〜ってと・・・準備出来たわよ・・・』
『さっき言ってた通りにするのよ・・・』
大きいお姉ちゃんが、妹を促す・・・
『でも・・・・本当にするの???』
『もう、許してあげようよ・・泣いてるよ・・この子』
小さな声・・・妹の反論は頼りなげだ・・・・
『だぁ〜め!! 早くするんだってば!!・・・は・や・く・・』
お姉ちゃんが妹の肩を突付きながら命令口調で言う・・・・
『わかった・・・・すればいいんでしょ・・・・』
一体何をすると言うんだ????
寝転ぶ私を跨ぐ形で二人の会話が続いている・・・・
『そっちじゃ出来ないでしょ・・・こっち来るのよ・・・』
位置を入れ替える動き、頭上を支配していたお姉ちゃんが私のお腹に座り込んだ・・・
妹は、私の顔を跨ぐ様に立ったまま動こうとしない・・・・・
『ほらっ・・・・座りなさいよ・・・・ドスンって座っちゃいなさいよ・・・』
お姉ちゃんの声が、私の魔法を解いた・・・・・
あの恐怖・・・窒息の世界は嫌だ・・・・・
逃れようと・・・全てを吹き飛ばそうと全身をくねらせるわたし・・・・
お腹の上のお姉ちゃんが、全体重を掛けて腰を左右に激しく揺する・・・
押さえられる両の肩・・・・床に全身がめり込んで行く・・・
もがけばもがく程に、奈落の深淵がぼくを吸い込んで行く・・・・
『逃げられる訳無いでしょ〜・・・・ばっかじゃ無いの??』
『早くしなさいよっ!! ・・・座りなさい!! 』
お姉ちゃんに固定された顔・・・与えられた視界の薄闇に浮かぶ妹の両足・・・・
大きく開かれた両足・・・膝から上は影が塗り潰している・・・
伺えない顔から発せられる妹の声・・・闇の語り掛ける声が頭上から降って来る・・・
『わかった・・・・・やればいいんでしょ・・・』
妹がゆっくりと動き出した・・・・
衣擦れの音・・・・・
膝上までのスカートをゆっくりと捲り上げる音・・・・・
シュルシュルと・・・露になる妹の太腿・・・・
弱い光に照らされた妹の両足に力が浮かび上がる・・・これからの事を決意したのか?
お姉ちゃんの言うままに・・・それとも・・・自分から???
『行くわよ・・・・』
確実を伝える声・・・・
ゆっくりと・・・・妹が腰を沈めにかかった・・・・・
お姉ちゃんが嬌声で応える・・・裁きの時を告げる声で・・・・
迫って来る・・・・妹のお尻が・・・・
暗闇を引き裂くように・・確実に・・・ゆっくりと・・・・
ふくらはぎ、曲がって行く膝・・・・徐々に豊かさを増していく肉の棒・・・
ぼくの足の何倍も太い太腿がゆっくりと視界を埋めて行く・・・・
その中心・・・妹のお尻を包む白い布・・・・
中学1年生の健やかな肉の成長に追いつけず、パンパンに伸び切った布・・
はちきれんばかりの布・・・描かれている苺は不思議の形に歪んで見える・・・
ゆっくりと降りて来た白い塊が、ほんの鼻先で動きを止めた・・・・
じっとして動かない妹の身体・・・和式便所で用を足す時の姿勢のままで・・・
『早く・・・座っちゃいなさいよ・・・』
愉しげに促すお姉ちゃんの声・・・
ぼくの胸の上辺りで二人の顔は、今にもくっつきそうになっている・・
暗闇の中、見つめ合う姉妹・・・・
『早く・・・・やりなさい・・・・』
動こうとしない妹・・・・悪夢が終わるのか????
一縷の望みを抱いたぼく・・・・
う・・・・ぅ・・・・う・・・・
押さえられた口端から、空しい音がもれる・・・
願いの音・・・・声を奪われたぼくのココロが発するくぐもった音・・・
許されているのは、聞く事と見る事だけ・・・・
願いを呻きが代弁するが、絶対者には届かない・・・
『だって・・・お風呂入ってないんだよ・・・』
『臭いから・・・だめだよ・・・』
妹が小さな声でお姉ちゃんに言い訳めいた説明をしている・・・
目の前で止まった白い肉の塊・・・・洗ってない肉の塊・・・・
『良いからっ!! ・・・座れって言ってるでしょぉ〜・・』
『この子アタシのお尻の穴に鼻突っ込んで喜んでたんだよ!!・・』
『洗って無くたって良いのよ・・・・ほらっ!!』
恫喝・・・宣告・・・・お姉ちゃんの最後通告だ・・・・
もじもじと揺れ動く妹のお尻。苺の絵がモニモニと歪みを変化させる・・・・
『分かったよ・・・』
躊躇していた白い肉の塊に意思の力が加わった・・・・
・・・・ぎゅいっ!! と圧し掛かる重み・・・
・・・・・
丁度お尻の頂がぼくの眉間に固定された・・・・・
堅い骨の感触・・・・肉の薄い部分がボクを突き刺す・・・
・・・・・・・重い!!
じっとして動かない妹・・・・全ての役割を終えたかの様に・・・
『どうよ?? ほらっ!! あんたの好きなお尻だよ!!』
ぼくの口から手を離し問いかけるお姉ちゃん・・・・・
『痛いよぉ〜・・・・・重いよ!!・・・降りてぇ〜・・・』
『そんな事聞いてないでしょっ!! ちゃんと匂い嗅ぎなさいよ!! お尻のぉっ!!』
ぼくの気持ちなぞ全くお構いなしのお姉ちゃん・・・声が一段と高らかになっている・・・
『あんたもしっかり座りなさいよ!! もっと体重掛けるのぉっ!! 』
ぼくの口を封じ込めていた強い手が妹の肩を揺さぶる・・・・
『あっ! ・・・ダメだったら・・お姉ちゃん止めてよぉっ!!・・・』
『汚いから嫌だよ・・・・もう止めようよぅ〜・・・・』
絶対者たるお姉ちゃんに抗えないのは妹も同じなのか?
止めようとは言う物の、立ち上がろうとはしてくれない・・・
重心が揺らぎお尻の角度が変わって行く・・・・
お姉ちゃんが揺さぶるに合わせて、ぼくの顔に接している面積が広がって行く・・・
感触が柔らになって行く・・・頂の硬さは消え去り、重い肉の感触が圧迫度を増して行く・・・
むにゅりむにゅりと・・・妹のお尻がゆっくりとぼくの顔を覆って行く・・・・
伝わるのは湿り気・・・・・汗ばんだ妹の肉の滑り・・・・
押し潰される鼻梁・・お尻の中心を走る殊更柔らかな肉に食べられて行く・・・・
押し歪められ行く唇・・・捲れ上がり引き攣れたボクの口・・・
ほんの一瞬にしか過ぎない体重移動が無限の時間に感じられる・・・・
ゆっくりとした圧迫・・・・
柔らかな肉の湿り気・・・・
許されていた事の一つ・・・見る事は、瞼を押し込む肉の塊に奪われてしまった・・・・
捲れ上がる唇が空気を求めて叫びを上げる・・・
う・・・・・ぅ・・・あぁ・・・・・・
最早、声なぞ存在しようが無い・・・・音・・・苦悶の音・・・許しを請う願いの音・・・
『ほぉ〜らっ・・・・良い匂いでしょ?? お風呂入って無いからね・・・』
『この子今日体育有ったから、相当汗臭いでしょぉ〜??? 嬉しいですかぁ〜??』
ぼくの発する僅かな希望の音を打ち消すお姉ちゃんの声・・・・
『止めてよっ!! お姉ちゃんたら・・・恥ずかしい事言わないでよぉ・・・』
『何言ってんのよアンタ・・・この子は臭いの好きなんだからねっ・・・』
『あたしのお尻の匂い嗅いで悦んでたんだからねっ・・・』
『もっと擦りつけなさいよ・・・・お尻動かすの・・・ほらっ!!』
恥ずかしさに身を固める妹の身体を揺さぶるお姉ちゃん・・・・
ぐりぐりと白い布がぼくの顔を踏み躙って行く・・・・・
妹のお尻がグニグニと動く度に、肉の質感が変わって行く・・・
柔らかに・・・熱を帯びた肉が蠢く・・・・
湿った感触・・・・
動くお尻の激しさが増すと、刹那に開放される鼻腔・・・・
呼吸を欲して吸い込む空気が湿っている・・・・
汗の匂い???? 肉の匂い????
酸っぱい匂い・・・・・腐った匂いが鼻を突き抜けて行く・・・・
臭い!!・・・・
重い!!・・・・・
苦しいよ・・・・・
『ダメだったら、お姉ちゃんてば止めてよぅ〜・・・』
禁断の行為・・・少女に課せられた羞恥の時が妹の声を弱くか細い物に変えている・・・
『洗ってないんだから・・洗ってないからダメだよぉ〜・・・』
蹂躙されるぼくの耳に届く妹の声・・・・
しかし絶対者たるお姉ちゃんに抗うのは、声だけだ・・・・
揺さぶられるに身を任せ、妹のお尻は動き続けている・・・・・
『やだっ!!・・・・』
無限の時は妹の劈く様な声で終わりを告げた・・・・・
『馬鹿っ!!・・・』
怒鳴り付ける様に立ち上がる妹・・・・・ぼくの顔は涎でベチョベチョだ・・・・
『何で止めちゃうのよ?? もっとやるのよ!!』
突然の中断をお姉ちゃんが再開へと誘う・・・・・
『だってこの子・・・あたしのアソコ舐めたんだよ・・・』
『汚いところ・・舐めたんだよ・・・・』
激しい動きに出来た僅かな隙間・・・・白い布が捲れた隙間に偶然ボクの舌が滑り込んだのだろう・・・
舌に味を問うても無駄だ・・・・ぼくは蹂躙されていたのだから・・・・
ぐちゃぐちゃの顔面・・・開放されたぼくの顔・・・・
溢れた涎と妹の尻肉からの湿り気に塗れた悲しみの顔・・・・
『あんた・・・舐めたんだ??? この子の汚いところ舐めたの???』
お姉ちゃんが馬乗りのままボクを詰問する・・・・
憶えてる訳なぞ無い・・・・何が何だか分からない世界、肉の塊に押し潰されていたんだ・・・
答える言葉が見つからない・・・・・ボクが舐めたって????・・・一体どこを???
『やっぱりアンタは、変態だ・・・この前アタシのお尻舐めたのも当たり前だね・・・』
嘲りの声・・・・胸元の暗闇からボクに投げつけられる・・・
ボクを跨いでいる妹の足・・・・頭上からは泣きじゃくる妹の声が降って来る・・・
『もう・・・嫌だよ・・・あたし・・汚いって言ってるのに・・・』
恥部を舐められると言う行為の衝撃が妹を追い詰めているのだろう・・・・・
頭上を跨ぐ足を閉じようともせず・・・泣き声で訴える妹・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
沈黙・・・ボクの荒ぶる息遣いと妹の泣きじゃくる訴えが静かに時を刻んでいく・・・
『よぅ〜し・・・・今度はお姉ちゃんがお仕置きしてあげるよ・・・』
『そんなにお尻が舐めたいんだったら・・・お姉ちゃんがたっぷり苛めてあげようか??』
お姉ちゃんが立ち上がる・・・・お腹の重圧が消え去った・・・
逃げ出そう・・・露も思わなかった・・・・
絶対者からの逃亡・・・・空虚な抵抗・・・・・
全てが無意味な事だ・・・・・
ゆっくりと闇の中を移動するお姉ちゃんの影・・・・
恐怖???? 畏敬???? 理解不能?????
囚われの無辜は黙ってその時を待つしか無いのだろう・・・・・
『あんた・・・今からお姉ちゃんが仇を取ってあげるからね・・・』
『この子の上に座って押さえてなさいよ・・・・』
妹に優しい言葉を掛けるお姉ちゃん・・・・
余りの羞恥に考える事を放棄したのか??? 位置を変え、誘われるままお腹の上に座る妹・・・・
お姉ちゃんの影がボクの頭の上に来た・・・・
絶対者の降臨・・・・お姉ちゃんの時間だ・・・・
悲しみの影と、怒りの影・・・・
二つの影の呪縛は、ボクの開放を許してはくれない・・・
あの夜・・・・
重圧に植え付けられた恐怖の感情・・・・
お姉ちゃんのお尻の記憶が蘇る・・・・・
奪われる呼吸・・・奪われるココロ・・・・・
世界を埋め尽くしたのは、臭い肉・・・柔らかく生暖かい肉の世界・・・・
これ以上何を求めているのだろう???
ボクは・・・・何から逃れたいのだろう???
全ては、絶対者が知っている・・・・・
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